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神 月

Author:神 月
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「赦せ……

    私は多分──────

         君の元へは──────還れない」



Chapter 1  moonlit night ~月夜~   2007.06.16更新
 



prologue

カエセ……








         カエセ


  カエセ


カエせ……






















かえセェェェェェェっっっっ!!!!!



カエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセカエセ



か────────────







































かえして……




Chapter 1  moonlit night ~月夜~

体の火照りを、鋭利な外気が冷ましていく。霜月も終わろうとしている深夜。
そんな冷たい外気も、今も動き続ける私の熱は奪えなかった。
武家屋敷の離れにある道場で、一人木刀を振るう。
普段振る刀の、倍の重量を持つ鍛錬用の木刀だ。
眠れぬ夜は、こうして深夜一人、汗を流すことが多い。
そしてここ一ヶ月間、大抵私の体は、眠るために汗を流すことを私に強要した。
木刀が空を切る度に、精神が研ぎ澄まされていく。
最初は無骨な唸りを上げていた木刀は、いまや冷徹な音を奏でる。

空を斬る。

やがてはその冷徹な音すらも、掻き消える。

斬る。

   斬る。

心すらも刃に換えて、斬る。
ただ、斬る。

「残心が浅い」
その声が、無心に剣を振るう私の心に一石を投じた。
「父上……」
いつの間にか、私の直ぐ後ろに父上が立っていた。
「最近、深夜に剣を振ることが多いな……」
私が素振りを止めるのを見ると、父上は寝巻き着姿のまま歩み寄ってきた。
「起こして……しまわれましたか?」
ここから父上の寝所まで、距離にして大分ある。
「無骨な剣気を感じた」
そう言われれば、私は答えに窮する他ない。
神宮路宗紀(じんぐうじ むねのり)。剣聖とまで讃えられた稀代の剣士。
そして樹州藩藩主にして、御三家筆頭、神宮路家の当主。
将軍石田吉長公に御子がいない今、
誰よりも次期将軍に近い位置に居ると、囁かれている御仁である。

遠い未来か近い明日か──────

この人は、東湖城と、この侍の国──────天津を総べる王となる。

「何か……案ずる事でもあるのか?」
父上は訊く。
案ずる事……。
それがある故に、私は眠れぬ夜を過ごしているのか?
何か言い表せない、息苦しさが胸にある。
紅葉が散り始めた頃に生じたソレは、いまや夜毎に私の心をかき乱す。

だが、その理由が分からない。

何を不安だというのか。
何を私は恐れているのか。

五年前から始まった異国との交流は良好。
ここ十年近くは飢饉もなく、例え生じても異国との貿易で飢餓は免れる。
国内も将軍家、御三家を筆頭に纏まっている。
下の三兄弟達も、それぞれが次代を見据えて研鑽を惜しまない。

──────次兄が少々不安だが……。

父上にいたっては次期将軍とまで言われている。
何を……不安がることがあろうか。
「いえ……案ずる事など……なにも」
私は、そう答える他なかった。
「お主は……いつもそうだな」
父上はそういうと、複雑な表情で苦笑した。
そして、無音のまま歩き始め、道場の縁側まで歩を進める。
私も無言で、その後に続いた。
汗は遠に、その熱を失っていた。

池の鏡に、月が映っていた。

私は視線を池から天へと向ける。
月天に影を差す雲もなく、その天空は私にとって、
今代の天津のように感じられた。
その縁側に、父上は無言で腰を落す。
私もそれに習い、父上の後ろ手で控えるように膝を折った。

「お主は、一番ワシに似ておる……」

縁側に座り込んで、どれだけ刻が経っただろうか。
ふと、父上は何かに想いを馳せるように、そう言った。

私にとってその言葉は、これ以上にない誉れである。
剣聖宗紀。他ならぬそのお方本人に言われるのであれば尚の事。
だが、その父上の言葉は、どこか寂しげであった。
そもそも、父上はその様な事を──────言うお人ではない。

それは、月の光が成せる所業か──────

神宮路 龍雅(たつまさ)十九の夜。

この月夜より三年後……
この日に感じていた不安は、やがて神宮路の全てを──────

          灰燼へと帰した。

                                ……To be continued

                   
2007/06/17(日) 22:45 | コメント:0 |
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